これはなんの絵なのかというと、姉小路製作所オリジナル、エアワウの筐体のデザインです。
真ん中の丸は、スイッチ。そして、長方形はなにかというと、アクリルの小窓です。ヘッドに取り付けた重力センサーにコントロールされた中のサーボモータが、ヘッドの動きにあわせて、ワウのポットを回す様子が見えるようになっています。
また、電源のインディげーターランプの変わりに、ダイオードを内側出光らせて、内側をぼやっと照らそうと思っています。暗いステージでもオンオフがわかるのと同時に、メカニカルな動きもみえます。
スケルトンのギターやエフェクターって以前にもあったように思いますが、中にメカニズムが実際に動いているのが見えるのはあまりないので、なかなか面白いアイデアだなあと思っています。
で、おおかたメカニズムも完成して、こんな感じでいくというのは決まったのですが、いざ穴が開いて、色が付いた筐体を前にすると、どんなデザインにするのか、これがまたなかなか決まらない。発売を前提に考えると、さらにわからない・・・。
この期に及んで、こんなことを言うとる場合やないんですが、ただ単に、デザイン性だけでなく、演奏中の機能性も追求しつつ、姉小路製作所のイメージも出していかねばならないんです。
それでできたのが、これ。なんだか、アメリカの洗剤のパッケージみたいになりましたが今のところ、これが一番わかりやすいかと。
このエアワウの大きさは、有名なところで行くと黒澤さんが出しておられるBBEのコンパクトエフェクターとほぼ同じ大きさです。大きさ的に自由度もあるので、売れ出したらいきなりも出るチェンジなんて事もあるかもしれません。
でも、もっと大変なのは、アネフェクターシリーズ。ほぼ、筐体はMXRと同じ、すなわち他のハンドメイドエフェクターとも、似たり寄ったりの寸法になります。
エフェクターとしての機能はもちろん追求していかなければならないのですが、奇をてらいすぎず、また没個性にならず、その上で機能性まで備えたデザインというのは、一筋縄では浮かんでこんものです。
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