ギター寅さんの日記 |2012年3月27日 「流し」さんに学ぶ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://guitartiger.blog54.fc2.com/tb.php/1077-3cb05124

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

2012年3月27日 「流し」さんに学ぶ

K-222 R.Matsuoka M25s

ときどき、クラッシックギターの弦を張り替えてほしいというお願いを伺うことがあります。うちの在庫でよければ、弦代だけ頂戴して張ったりします。こういうギターを見ていて思い出すのは、昔はどこの盛り場にも、「流し」といわれる人がいたといういことです。

流しさんは、よく、クラッシクギターを持っておられたような気がします。定かではありませんが、幼いころ、祇園や木屋町界隈で、ギターケースを抱えた人をよく見たように思いますが、ひょっとすると、それが「流し」さんだったのかもしれません。

若い人には、「流し」といっても何のことかわからないかもしれませんが、ギター一本抱えて、飲み屋を渡り歩きながら、お客さんのリクエストで唄ったり、伴奏をしたりする人たちがいたのです。カラオケが普及しだしたころから、徐々に少なくなり、今ではほとんどお見かけすることもありません。

最近では、「深夜食堂」というドラマの中で、ベテランの「流し」さんが、引退する話みたいなのがありました。バターライスをおいしそうに食べるっていう回だったと思いますが、見入ってしまった記憶があります。

でも、良く考えると、楽譜も無く、文字通りアドリブ一発で、お客さんのリクエストに応えていく「流し」さんっていうのは、実はすごい人たちです。流行歌、歌謡曲、演歌、洋楽、果ては軍歌まで、唄は世につれ世は歌につれを、地で行かないと成り立たない商売です。

うちのお客さんで、似たようなアルバイトをしているベーシストの学生さんがおられます。もちろん「流し」ではありませんが、とあるお店出バイトをしていて、いつもはホール係をしていて、お客さんのリクエストがあれば、一緒にセッションをするのが仕事だそうです。

この彼、知らず知らずのうちに、頭の中に引き出しが増えていっています。それこそ、ジャンルに関係なく、お客さんのリクエストがあれば、何でもやってしまえるようになったといいます。

特に若い人からは、どうすればギターがうまくなるのか、なんていう質問を聞くことがありますが、僕は、先日もお話したとおり、ジャンルに囚われず、いろいろな種類の楽曲を聴いて、興味があれば一度弾いてみることではないかと思っています。

それこそ、「流し」さんのような柔軟さと器用さがあれば、それこそ、何でもできるようになるのですから。




スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://guitartiger.blog54.fc2.com/tb.php/1077-3cb05124

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。