ギター寅さんの日記 |2012年6月11日 京都屋さんの楽器は、このように処理されています①

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2012年6月11日 京都屋さんの楽器は、このように処理されています①

以前、とあるお客様から、京都屋さんの中古楽器の整備や修理をお引き受けしているという話をしたとき、適当に弦を張り替えてやっているだけじゃないの?ということを言われたことがあります。よほど、巷の楽器屋さんは信用されていないようで、悲しい限りです。

しかし、私どもGWNNは京都屋さまと協力をして、少しでもよい状態の楽器を出すべく、日々努力をいたしております。今日は、巷の楽器屋さんの名誉回復のためにも、当店で行っている点検、整備の全貌をお知らせしようと思います。

工程がとても多く、とても一日ではご説明しきれないので、4日に分けてお届けします。おそらくは、日本中の楽器店さんがされていることです。ぜひとも参考になさってください。かならずしも、適当に弦を張り替えてやってるわけではないとご理解いただけると思います。

①入ってきた楽器は、まず、大きな破損や機能不良がないかを調べます。
GRP_0364.jpg
ざっとギターの様子を見て、部品の欠損や、致命的な損傷がないかを確認します。コストのかからない部品の欠損はすぐに補充しますが、フレットのうち変えなど大掛かりな「外科施術」が必要な場合は、修理金額なども大きくなるので、まずは、京都屋ご担当の木村さんに相談ということになります。

②できる限り分解をしていきます。
GRP_0363.jpg
古い弦はこの時点でもちろん廃棄をします。ネジの一本に至るまで、完全に分解しそれぞれの部品の状態を確認します。これまで、この時点で、隠れていた不具合などが見つかることがあり、故障を未然に防いだ、という場面が多くありました。

③電気系統の確認を行います。
GRP_0362.jpg
分解の途中で、電気回路などに問題がないかべます。あれば修復し、なければ当然ばらして清掃します。

④ハードウエアも、できる限り分解し、点検、清掃を行います。
GRP_0357.jpg
たとえばブリッジの場合、このときに純正パーツでないスプリングがつかわれていたりすることが判明したりすることがあります。そのときは、手配できるなら交換します。

⑤ハードウエアパーツの洗浄を行います。
GRP_0356.jpg
錆びやくすみのひどいものは、CRC556、あるいは、灯油の中につけて、やわらかい布で汚れを落とします。※メッキパーツはメッキがはげることがあるので、これをやってはいけません。

⑥一通り、ハード類の清掃が終われば、一旦組み立てておきます。
GRP_0355.jpg
洗浄の終わったパーツ類は、すぐにボディに組み込めるように、ある程度組み立てておきます。

続きは明日です!

::::臨時休業のお知らせ::::
6月14日(木)午後から外出のため
6月16日(土)ライブのため
6月24日(日)から26日(火)まで 東京方面出張のため
8月 5日(日)ライブのため
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
::::ライブのお知らせ::::
トリプルトラブルがライブをします。詳細は下の画像をクリック!
20120616.jpg
6月16日は、我らトリプルトラブルが、まさかのトリを務めます。

c490ic0096A.jpg
8月5日は、いつもお世話になっているEbizさんとです。



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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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