ギター寅さんの日記 |2012年10月9日 デザインの妙

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2012年10月9日 デザインの妙

Tanakatatuya ESP

この仕事をしていると、本当にいろいろなかたちのギターに出くわします。そういうギターを触っているといつも思うのですが、ギター作りで一番めんどくさい仕事といえば、おそらくデザインなんじゃないかと思います。

まず、紙や画面上である程度いい感じに出来ているとしても、実際に木を切ると、なんだか思っていたよりも、もっさりした感じになったり、塗装して色が付いたら、こんなつもりじゃなかったということは、往々にしてあることです。

しかし、いろいろなギターを見回してみると、いわゆる定番とされているギターの形というのは、実は出たときは、ものすごく「へんなもの」として認識されていたようです。

たとえば、大定番のストラトキャスター。最初は、テレキャスターのモデルチェンジ版として発売され、曲線を多用したデザインと、当時としてはオーバースペックとさえ思われた3ピックアップ、画期的なシンクロナイズドトレモロで構成されています。これは、別にフェンダーが奇をてらって、考え抜いて作ったわけではなく、プレイヤーの要望から生まれたものだとか・・・・。

しかし、名前はStratcaster, Stratとは、Stratsophere、すなわち成層圏という言葉の略語です。とてもSFチック。当時の人からすれば、見たこともない奇抜なデザインとネーミングから。宇宙船の乗組員がもつ、レーザー銃のように見えたかもしれません。その「レーザー銃」は、その後世界を席捲するギターとなるのは、皆さんもよくご存知のことでしょう。

実は、それほど練り込まなくても、こなれていて、使いやすい形というのは、機能性を追及すればそのかたちが出来上がるものなのかもしれません。デザイン性を優先させるのならともかくとして、ああしたい、こうしたいというものが明確に見えてくれば、それほど悩まなくとも、破綻しないデザインとして出来上がる。

今僕らが普通に定番と思っているギターのデザインというのは、そういう風に出来ているのだと思います。



*****臨時休業のお知らせ****
2012年10月13日 外出のため休業いたします、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。


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当店初の冠イベント「GWNN SONIC 2012」を開催します。
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2013年1月6日
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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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