ギター寅さんの日記 |2009年11月26日 フレットの打ちかえ その1 古いフレットを引き抜く 

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2009年11月26日 フレットの打ちかえ その1 古いフレットを引き抜く 

さて、新しく手に入れた機材のテストを、自分のギターでやってみることにしました。22年選手のテレキャス。二度目のフレット打ちかえです。前はまだ僕がこの仕事に着く前だったのですが、いい仕事をしてはりました、それに負けないように、やりたいと思います。

PA0_0357.jpg
①まず最初に、ペグを取り外し、フレットボードにマスキングテープをはります。もともと、あちこち塗装がはげているので、普通のマスキングテープを張るとまた塗装のはげが広がるので、粘着力の低いものをチョイスしています。

PA0_0356.jpg
②ネック脇の、タングの部分が見えている所に、やすりを入れて、フレットを引き抜いたときに、他の部分の塗装がはがれて、フレット溝の端が崩れないようにします。

PA0_0355.jpg
③ナットをはずします。フレットを打ちかえれば、こちらも交換が必要です。ついでに、ナットスロットに残った瞬間接着剤のカスをキレイに取り除いておきます。

PA0_0353.jpg
④フレットと、フレットボードの間にカッターを入れ、塗装かすやほこりなどを取り除きます。普通、メイプルネックは製造段階で、フレットを打ってから塗装するので、無理にフレットを引き抜くと、フレットボードの塗装ごともっていかれます。また、ローズウッドの場合でも、接着剤が強固にくっついている場合があり、こちらも無理に引き抜くと、ダメージを与えてしまいます。

PA0_0354.jpg
⑤半田ごてで、フレットを軽く暖めます。木材が少し緩み、また、接着剤も少し緩みます。

PA0_0352.jpg
⑥フレットカッターで、古いフレットを引き抜きます。力任せにやると、フレット溝が広がったりしてしまうので、慎重に。

PA0_0351.jpg
⑦引き抜いた古いフレットは、このようにして順番に並べておきます。新しいフレットをきるときに、物差し代わりに使うのです。

PA0_0350.jpg
⑧フレットに隠れていた部分に残っている接着剤、塗装カス、緑青などの汚れを取ります。

PA0_0349.jpg
⑨カッターの峰や、サンドペーパーを軽く当て込んで、溝の中もきれいにします。

PA0_0346.jpg
⑩フレット溝に、三角のニードルファイルを当てます。これは、フレットのタングがはいりやすくするために、溝の口を少し広げておくためです。

これで、いよいよ新しいフレットを打ち込むことになります。


(続く)
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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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