ギター寅さんの日記 |2010年1月26日 某高校の先生方へ

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2010年1月26日 某高校の先生方へ

一つ、お尋ねしたいことがあります。というか、あなたがたのやり方にどうしても納得いかないことがあります。納税者として。

あなたは、私の知り合いの高校生の子が、バンドをやるクラブやサークルを作りたいといったとき、管理しきれないという理由で門前払いにしたそうですね。大前提として、筋道を立ててあなたの下に来ないその子が悪いです。部員も何も集めず、ただやらせろというのは、やはり確かにおかしいです。

けれど、それを差し引いても、門前払いにした理由が、「管理しきれないから」という言い方が、僕は気に入りません。あなた方が、「管理しきれない」という理由で生徒さんの部活を制限するなら、おなじく、成績の悪い生徒さんだって、あなた方は「管理し切れていない」わけですから、勉強をする意思のあるなしにかかわらず、問答無用で退学にさせるべきではありませんか? 

納税者からすれば、それらはすべて、税金の無駄使いということになりますので、切り捨てていただかないと困ります。それができないとは言わせませんよ、実際に、あなた方は「管理しきれない」という理屈で、一人の生徒の願望を踏み潰したのですから、それと同じ理屈で、成績の悪い子供たちは切り捨ててもらって、そんな子供をたくさん出した先生は、能力不足なので解雇してもらわなければ困ります。

また、あなたの高校の吹奏学部は、全国レベルのコンテストで5位になったといいます。それはとてもすばらしいことですし、大いに賞賛されるべきことでしょう。結果がすべてというのなら、それはそれでいいでしょう。けれど、5位ですよ。トップじゃありません。あなた方が、クラブでバンドをやりたいといった子を、管理ができない、場所がない、結果が出るかどうかわからない、そう、効率や結果だけで切り捨てるというなら、5位にしかなれない吹奏楽部も、同じように切り捨てるべきではないですか?

結果がすべてというなら、管理できるかどうかが問題になるのなら、トップではなく5位にしかなれない吹奏学部は活動がゆるされ、これから部員を集めてバンドをやろうとする子はそれが許されない。機材や資材を優先的に吹奏楽部にまわし、他の子にはそれらに触れさせるどころか、活動のチャンスを与えようともしない。挙句の果てに、バンドをしたい子は地元の青少年活動センターに押し付ける。ボランティアに押し付ける。この差はいったいなんなのか?その合理的な理由を教えていただきたい。

くだらない組合活動にうつつを抜かして、二言目には人権尊重だと声高に叫んでおきながら、自分たちの勝手な都合で、子供をより分け、やりたいことを踏み潰す。それこそ、子供の人権を踏みにじっているのは、あなた方ではありませんか?

少なくとも僕は一介の楽器店店主であり、教育の現場を知っているわけではない。たまたま機会があって、あなた方の生徒さんにギターを教えたり、メンテナンスの方法をおしえたりしていますが、僕は税金からは一円も報酬をいただいておりません。もしも、仮に彼が新しいギターがほしいと言い出せば、売ることもあります。うちだって商売です。食っていかなくてはいけません。

けれど、彼にギターを教えること、楽器をお売りするということ、それは、その先、彼らがどんなかたちで音楽とかかわるのか、そこに金銭的報酬のあるなしにかかわらず、ある意味責任を負うことにもなります。それが、モノを教える側の、そして大人としての自覚だと僕は考えます。

もしも、あなた方と同じ理屈で、お客さんを選別したら、僕の商売は成立しなくなります。それゆえに僕たちはプロフェッショナルと呼ばれるわけです。あなたがたも教育のプロフェッショナルを自任しているなら、少なくとも彼を門前払いにするのではなく、話を聞いていやり、どうしたらいいか一緒に考えてやるべきでしょう。あなた方のしていることが、ただの責任逃れではありませんか?

僕は甚だ残念に思います。


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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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