ギター寅さんの日記 |2010年2月26日 楽器リテラシー

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2010年2月26日 楽器リテラシー

フェルナンデスの、プレシジョンベースのチェックと調整をしました。おそらく、四角いロゴがはいったやつなので、70年代後半から80年代ぐらいのものだろうと思います。学生さんが、知り合いのおじさんからもらったといっていました。

ちょうど、僕らの年代の人間が、色気づいてギターなんかやろうか、なんて思うようになるころにできたものです。材質の良し悪しや出来上がり等を追求すれば、きりがありませんが、なかなかよいできばえだと思います。

世間では、値段が高くつくもの=よいもの、という風潮があります。もちろん、そういう側面もないではありません。また、リーセルのときも、結局はブランド名だけで金額が吊りあがったりする、というような傾向もあります。

たとえば、バッカスのギターなんか、コストパフォーマンスを考えれば、よい品物だと思いますし、本当に自分のことを、そこそこできるプレイヤーだと思うならば、なぜ選択肢にはいらないのか、判りません。結局は、何だかんだいいながら、有名かそうでないか、その程度のことで、楽器の良し悪しを決めているように思えて仕方がありません。

楽しみ方は人それぞれですし、何が正解、と言うのはありません。けれど、誰かがこういったとか、ましてや情報ソースのはっきりしないインターネットで見たという理由で、これがよくてこれが悪いという判断は、果たして正しいことなんだろうか、と思ったりします。自分の身分を明かしていない者の評価など、信用するに値しません。いったことには責任を持つこと、それが大人だからです。

僕が思うに、いい楽器の良し悪しを判断する基準は、結局は自分でいろいろなものを弾き倒して、自分の経験を増やす以外に方法はないと思います。目の前にある楽器をとにかく弾き倒す。こうして出来上がった自分の基準こそが、本当の意味での判断基準になるべきです。

すなわち、自分が表現したいこと、やりたいことの先に、使いたい楽器がある。それが本来の姿だと思います。だれかがクソだと言うギターであっても、たとえ名前の通っていないギターであっても、その人にとってかけがえのない一本であるならば、それはどこまでも尊いものだと僕は思います。

さて、話が元に戻って、フェルナンデスのベースです。持ち主の学生さんは、いいものかどうか迷っておられましたが、30年の月日をへて自分の所に縁があって落ちてきたのです。それは、残るべくして残った一本だと思います。どうぞ、大事にしてあげてほしいと思います。

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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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