ギター寅さんの日記 |2010年4月15日 GWNNオリジナルピックアップの発売迫る。

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2010年4月15日 GWNNオリジナルピックアップの発売迫る。

※まず、業務連絡です、4月18日ですが一日中外に出ておりますので、臨時休業とさせていただきます。

さて、GWNNオリジナルピックアップの発売が迫りました。おかげさまで、テストも終わり、商品として皆様にご提案できるまでになりました。本当にありがたい話です。発売を前に、GWNNピックアップの基本的な考え方みたいなものをお伝えしたいと思っています。

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1.「リーズナブル」という言葉の本当の意味を考えます。
日本では、「リーズナブル」ということばが、「安売り」と勘違いされているきらいがあります。けれど、それは違います。リーズナブルとは、どちらかといえば、「理にかなった」「分別のある」あるいは「無理のない」という意味です。「手ごろな」という意味もありますが、そこには、売り手の利益を度外視したという意味はありません。また、これとは逆に、職人の「こだわり」が、そのまま価格と納期に跳ね返ってしまい、ユーザーの負担増になってしまっても本末転倒です。たとえハンドメイドであっても、よいものをお求め安い値段で提供する。この基本的なことを忘れてしまっては、「こだわり」もただの自己満足でしかありえません。適切な価格で適切な価値、あるいは、価格以上の満足を提供すること、それこそ、どんな商売にも共通する原則です。

2.いたずらにヴィンテージ指向に走るのではなく、現代の演奏環境を考慮したデザインコンセプトを採用すします。
1の考え方にも共通することですが、オールドピックアップのコピーを作って、ある意味法外な値段がついてるようなものを時々見受けます。誤解を恐れずに言えば、それはどこまで言っても作り手の自己満足でしかありえません。それならば、その商品そのものを買えばいいのです。そちらのほうがリーズナブルだからです。うちは、そういった行過ぎたヴィンテージ指向には与しません。あくまでも、現代の演奏環境に即した、プレイヤーの使い勝手を追求し、表現欲求を満たす品物を作っていきます。

3.ワイヤーの巻きつけとポッティングへのこだわり。
大きなメーカーの巻き線きは、とても早く、たとえばストラトのピックアップならものの10分で巻き上がるそうです。速くまわすので、トルクをかけるとワイヤーは切れてしまいます。それを避けるために、ゆるく巻きつけるといいます。それをカバーするために、真空状態でワックスポッティングを行います。当店では、コイルにワイヤーを巻きつけるときは、低速(毎分250回転ぐらい)で巻き付け、たわみのなく全体に適切なテンションをかけ、効率よく電気信号を発生させるます。ポッティングには、一般的なパラフィンワックスを真空で含浸するのではなく、歯科技工用のワックスをブレンドした硬度の高いワックスを通常の気圧でポッティングして、無理なくワイヤーを固めていきます。

4.ピックアップは、一品ものでない限り、ポジションによってキャリブレート(調整)しています。
ピックアップ本来の性能を発揮するためには、ポジションによってコイルの巻き数や巻き付け方向、磁極を変える必要があります。当店では、ピックアップ製作の際、きめの細かいキャリブレートを行います(翌日のブログで、商品の詳細スペックをお知らせします。)従いまして、セットでのご使用を推奨します。もちろん、単体での販売も受け付けますが、お客様のお手持ちのギターのピックアップの磁極性、コイル巻きつけ方法を確認の上、受注生産とさせていただきますのでよろしくお願いします。

5.お客様の負担を少しでも軽くするために、商品はできる限り、簡易包装をすること
必要最低限、商品を保護するために、一つずつ、エアキャップで包装したピックアップを、クッションつきの封筒に、シリアルナンバーと保証書を印刷したラベルを貼り付けて販売します。空き箱が邪魔にならず、ギターケースにも折りたたんで収納していただくことができます。

6.GWNNピックアップに完成という言葉はありません。
自信を持ってオススメする、とは言いません。でも、今最良のかたちであることには間違いない・・・。そう思い、今回販売に踏み切りました。GWNNピックアップに完成はありません。常にアップデートを繰り返していきます。したがって、購入された後、そのモデルが消滅しているということもありうるかもしれません。しかし、それらはすべて、お客様が演奏を楽しみ続けるための改良であり、お客様と一緒に進化していきたいと願う我々の気持ちの表れでもあります。

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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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