ギター寅さんの日記 |2011年2月15日 心配しすぎです その2

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全く同感でございます。(笑)
  • 2011-02-15 21:59
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2011年2月15日 心配しすぎです その2

時々、ストラトやテレキャスターなど、デタッチモデルのギターについて、ネックジョイント部に隙間、段差などを気にするという方がおられます。たしかに、70年代のフェンダーなら、時々あれ?と思うようなものはあります。けれど、現在流通しているギターで、そのような心配をしなければならないモデルは一本もありません。

はっきり言って、そんなもの要らない心配です。

たしかに、ハイエンドの品物であれば、ボディとネックががちがちに食いついているものがあります。それはそれですばらしい。そこまでの精度を追えることはすばらしいことですし、すべてがそうあるべきかもしれません。けれど、普通に楽器店で手にする楽器も、そのほとんどが工作機械を使って木工加工をするのですから、心配をしなければならないほど精度の低いものはありません。

それに、どんな機械にも遊びは必要です。ある程度の余裕は、いろいろな意味でとっておくべきだと僕は考えるほうです。相手は木材です。天候に合わせて動くこともあります。そこまで、段差や隙間を言うのなら、材が動くのがいやだというのなら、金属でギターを作ればいいのです。(かといって金属でも、温度で収縮します。夏の暑い日に、昔はレールがゆがむなってことがよくありましたし。)

ピックアップ、塗装、その他、プロ顔負けの「こだわり」を持つ人はたくさんいます。それはそれですばらしい。もっていれば、それはそれで、楽しみは深まるのも事実です。けれど、なぜ工作機械で加工をするのか?あるいは、物事にはなぜ「遊び」が必要なのか?こういう至極単純な「道理」を一顧だにしない「こだわり」は、果たしてその人の音楽生活を豊かにしているといえるのでしょうか?

それに、これは僕らプロも悪い。そういう些細なことについて、お客さんに散々こだわりをもたせて、一円でも多くお金を出させようとします。本来的には、演奏を楽しむ上の必要、すなわち「道具としてのできばえ」という前提で「こだわり」は存在するべきで、ものの道理を忘れさせた「こだわり」はただの「錯誤」でしかありません。

とにかく、くだらない心配をすることはやめましょうよ。人生は短いのです、どんなヘボいギターでも縁があってあなたの元にやってくるのですし、使い方によっては、へぼくても楽しめるのがギターのいいところでもあるのです。とにかく、楽しむことを考えましょう。そっちのほうがよほど健康的ですし、投資したお金も生きてきます。


::::::お知らせ::::::
以降の休業予定は下記の通りです。

3月2日から3日まで
店主所用のため、京都を離れます。

4月9日から11日午前中まで
アメリカからジェシー君と奥様来日のため。

それぞれ休業いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします
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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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