ギター寅さんの日記 |2011年9月26日 進む"エアワウ”の改良

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2011年9月26日 進む"エアワウ”の改良

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エアワウの改良が進んでいます。先日も言ったように、機能としては申し分ない。あとは、パッケージの問題というところまでやってきました。このあいだ、仕事をしているといつものH&Kさんがやってきて、いろいろと作ったエフェクターを持ってこられました。もちろん、キットを作っておられるのですが、これがまた、いい感じです。

完璧に、エフェクターにはまってしまっておられます。

で、何がいい感じなのかというと、H&Kさんはギターを弾かれません。だからこそ、ギター弾きの常識に囚われることがないので、僕らが思い浮かばないようなことを考え付きます。この間は、デジタルディレイやディストーションを重力センサーでコントロールするということを思いつかれましたが、両方とも、原音が聞こえないぐらい音が潰れたりします。

でも、音が潰れるのがいけない、という理由は多分ありません。逆に、潰れてはいけない理由を探すほうが難しい。要するに、音のつぶし方なんだろうと思うのです。重力センサーとそれが制御するサーボモーターの動きと、エフェクトのコントロールさえ制御できれば、いままで僕らギター弾きが聞いたことのないような音が飛び出してくるわけで、それをいかに作り上げるかがこちらにとっては勝負になります。

かのレオ・フェンダーはもともと、若いころは会計の勉強をしていて、日本で言うところの道路公団みたいなところで会計係をしながら、電気工学を趣味でやっていたといます。そして、趣味が高じてラジオ商を起こします。彼はギターを弾くことができないばかりか、サックスをちょっと吹くぐらいで、あまりギターには興味がなかったといいます。

でも、あるひドサ周りでやってきたカントリーのバンドマンが、修理で持ち込んだスチール・ギターとアンプを見て、エレキギターの製作を思いついたといいます。空洞がなく、ネックとボディをネジでつなぐという、当時としては常識破りの、破天荒なことができたのも、彼自身が「ギター弾き」の常識に囚われていなかったからと思います。

僕たちプロは、常識を飛び越えてこそプロです。過去に先人たちが残したことをなぞること、それはとても大事です。でも、それと同じぐらいに、その常識を飛び越えられなければ他の大勢の人たちと同じになります。本当にドラえもんではありませんが、「こんなこといいな、できたらいいな」とか、「楽しそうだな」という気持ちをなくしてしまったら、本当におしまいです。
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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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