ギター寅さんの日記 |2011年9月28日 ジャズマスターを使いやすく②

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2011年9月28日 ジャズマスターを使いやすく②


さて、ジャズマスターを弾いていると必ず起きるトラブル、弦落ち、サドルイモネジの浮き上がり、ブリッジの沈み込みをいかに解決するか、考えていきましょう。今日もご教示いただいたのは、今回も例によって、名古屋のMr,ジャズマスター、OzimasGuitarAtelierの佐溝くんです。

PA0_10040.jpg
これらブリッジ周りのトラブルの原因は、このパーツです。まず、ブリッジを乗せている部品を支える棒と、ボディの穴の大きさがぜんぜん違います。要するにガバガバなんです。メーカーの言い分によれば、アーミングをしたときに、ブリッジそのものが前後に揺れることでチューニングの狂いを抑える効果を狙ってのことらしいです。

でも、これが仇となって、サドルのイモネジが緩んだり、ブリッジそのものの高さを調節するネジが緩んだりします。それならば、もう少しテンションをあげて、ブリッジそのものをもっと強く押さえ込めばいいじゃないか・・・・、って話になります。

たしかに、その結論に至った人は多数いるようで、AllPartsさんなどから、バズストッパーなんていう物々しい形をした後付部品が売られています。このバズストップバーはもとより、弦落ちを防ぐといわれている溝が一本のサドルも、便利にはなりますし、現代の演奏環境からすればそれらがもたらす音質の変化は、よい方向に働くとは思います。

でも、それらでは、あのジャズマスターらしさが消してしまうように思うのです。

PA0_10044.jpg
そこで、思いつくのが、サドルの高さを思い切って高くするということです。角度が付けば当然テンションもあがります。でも、そのままサドルの高さをあげてしまうと、弾きづらくなるので、一緒にネックの角度も調節することにします。そう、シミングを行って、ネックにも角度をつけるのです。

PA0_10043.jpg
そこで今日は、通常のはがき三枚を重ねたシムを作って、ネックとボディの間に挟みこみました。厚みは約1.5ミリぐらい。

PA0_10042.jpg
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、ボディに対してネックに角度が付いたように見えます。

弦を張って試してみました。従来よりも確かにテンションがあがっているようです。スパイラルサドルでもある程度弦落ちも防げそうです。そして、サウンドは立ち上がり感が増します。できれば、ライトゲージなんかを張ると、もっとかっちりと来そうな感じはします。

本当にわずかなことかもしれませんが、このように少し手を加えるだけで、感じがかわるのもジャズマスターの面白いところです。

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プロフィール

ギター寅さん

Author:ギター寅さん
※なお、このブログの文章や写真、ファイルなどに付きましては、管理人ギター寅さんこと古谷周治は権利を放棄しておりません。引用・転載ご希望の方は、www.gwnn.infoまでご一報ください。無断引用・転載を発見しました場合は法的措置を取らせていただく可能性がありますので、十分ご注意ください。



1994年 京都精華大学人文学部人文学科卒業 8年間の仏具製作卸売会社勤務の後・・・、

2002年 ESPギタークラフトアカデミー大阪校本科修了、

2003年 アメリカ・アリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery秋クラス修了、

2004年 サンフランシスコでエレキギター工房、CenterLineGuitarsの立ち上げに参加

帰国後は木工職人、楽器店の修理担当をへて、現在に至る。


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